2007年11月06日
彰くんのイノチ
昨日、突然一通のメールが届きました。
ユミのブログをたまたま読んで下さった
沖縄・石垣島の方からでした。
衝撃的で、考えさせられる内容だから
迷ったけど、
一部、載せるね。
【私には5才になる息子(彰)がいます。
私たち家族は、その子の誕生を喜びました。
でも、
数分後には重い心臓病があること、
すぐに手術をしなければ助からない事を告げられました。
彰は絶対に手術をすればよくなるのだと、そう思っていました。
しかし、
現実は言葉に出すことも出来ないほど、過酷なものでした。
生まれてすぐに
自衛隊のへりで沖縄本島の中部病院に運ばれ、
そこで約1年半にも及ぶ闘病生活をしました。
脳梗塞、心不全、腎不全、肺膿瘍、
肝梗塞、肛門腫瘍、でん部膿瘍、後頭部膿瘍…。
ありとあらゆる病気はすべてかかりました。
ペースメーカーは今年の6月で電池切れ、
腹膜透析は5年で廃絶と言われています。
…そんな状況でも、
彼は、今日も元気に笑ってくれます。
何度あの小さな体にメスを入れたことでしょう。
何度あの小さな体に麻酔をかけたことでしょう。
毎日続く点滴、毎日のように針で刺さされる日々。
毎日のように小さな皮膚は悲鳴を上げ、
そのうち体は栄養を受け付けなくなり、
体、頭、背中…と、肉がそぎ落ちて骨が見えます。
それでも彰は人工呼吸器をつけているので、
声をだして泣く事が許されず、
彼の大きな瞳からは、いつも涙がぽろぽろと零れ落ちていました。
私は母親として何も出来ず、毎日が辛く、
この子とこの世からさよならが出来たらどんなにいいだろうと、
いつもそればかり考えていました。
この子は何のために生まれてきたの?
苦しむために生まれてきたの?
と、そればかり思っては、涙する日々でした。
彰が生まれて大変なことがたくさんあるし、
今でも油断を許さない状況だけど、
笑顔で生きられます。
それは彰本人が笑顔で生きてくれているからです。
彼は、たくさんの人に元気、勇気を与え、
何よりも生きている事が…、
息をして生きている事が・・・、
素晴らしいことだと教えてくれるのです。
どんな命も意味があって生まれてきたのだと思います。
その生まれた意味が理解できた時、
人はもっと前向きに頑張れるのかも知れません。
明日の命の保証なんてない。
だからこそ、今を精一杯生きていたいですね。】
…この記事を通して、
精一杯生きている彰くんのイノチが、
一人でも多くの人に届きますように。
(photo...miku w)
ユミのブログをたまたま読んで下さった
沖縄・石垣島の方からでした。
衝撃的で、考えさせられる内容だから
迷ったけど、
一部、載せるね。
【私には5才になる息子(彰)がいます。
私たち家族は、その子の誕生を喜びました。
でも、
数分後には重い心臓病があること、
すぐに手術をしなければ助からない事を告げられました。
彰は絶対に手術をすればよくなるのだと、そう思っていました。
しかし、
現実は言葉に出すことも出来ないほど、過酷なものでした。
生まれてすぐに
自衛隊のへりで沖縄本島の中部病院に運ばれ、
そこで約1年半にも及ぶ闘病生活をしました。
脳梗塞、心不全、腎不全、肺膿瘍、
肝梗塞、肛門腫瘍、でん部膿瘍、後頭部膿瘍…。
ありとあらゆる病気はすべてかかりました。
ペースメーカーは今年の6月で電池切れ、
腹膜透析は5年で廃絶と言われています。
…そんな状況でも、
彼は、今日も元気に笑ってくれます。
何度あの小さな体にメスを入れたことでしょう。
何度あの小さな体に麻酔をかけたことでしょう。
毎日続く点滴、毎日のように針で刺さされる日々。
毎日のように小さな皮膚は悲鳴を上げ、
そのうち体は栄養を受け付けなくなり、
体、頭、背中…と、肉がそぎ落ちて骨が見えます。
それでも彰は人工呼吸器をつけているので、
声をだして泣く事が許されず、
彼の大きな瞳からは、いつも涙がぽろぽろと零れ落ちていました。
私は母親として何も出来ず、毎日が辛く、
この子とこの世からさよならが出来たらどんなにいいだろうと、
いつもそればかり考えていました。
この子は何のために生まれてきたの?
苦しむために生まれてきたの?
と、そればかり思っては、涙する日々でした。
彰が生まれて大変なことがたくさんあるし、
今でも油断を許さない状況だけど、
笑顔で生きられます。
それは彰本人が笑顔で生きてくれているからです。
彼は、たくさんの人に元気、勇気を与え、
何よりも生きている事が…、
息をして生きている事が・・・、
素晴らしいことだと教えてくれるのです。
どんな命も意味があって生まれてきたのだと思います。
その生まれた意味が理解できた時、
人はもっと前向きに頑張れるのかも知れません。
明日の命の保証なんてない。
だからこそ、今を精一杯生きていたいですね。】
…この記事を通して、
精一杯生きている彰くんのイノチが、
一人でも多くの人に届きますように。
(photo...miku w)
Posted by ゆみっち at 23:53│Comments(0)